はじめに
DOUOU FARM(登録番号: 9430001044341、代表者: 春日 学)は、北海道に拠点を置く乳牛の繁殖と販売を専門とする牧場として、動物福祉を最優先事項と考えています。当牧場では、すべての乳牛が健康で自然な行動を表現できる環境を提供することが、倫理的責任であるとともに、高品質な乳牛の生産に不可欠であると確信しています。
本ポリシーは、DOUOU FARMが実践している動物福祉の基準、健康管理プロトコル、および倫理的な繁殖方法について詳細に説明するものです。私たちは、このポリシーを通じて、お客様、パートナー、そして社会全体に対して、当牧場の動物福祉への取り組みの透明性を確保することを目指しています。
基本理念
DOUOU FARMの動物福祉に関する基本理念は、国際的に認められている「五つの自由」に基づいています:
- 飢えと渇きからの自由:すべての乳牛に栄養バランスの取れた飼料と清潔な水を常時提供します。
- 不快からの自由:適切な環境と快適な休息場所を提供します。
- 痛み、傷害、疾病からの自由:予防医療と迅速な治療を通じて健康を維持します。
- 恐怖と苦悩からの自由:ストレスを最小限に抑える取り扱いと施設を確保します。
- 正常な行動を表現する自由:十分なスペースと適切な施設、同種の仲間との交流を提供します。
これらの原則は、当牧場のすべての業務と意思決定の基盤となっています。
飼育環境と管理
飼育施設
DOUOU FARMでは、乳牛の自然な行動と快適性を促進するために、以下の基準に従って飼育施設を設計・維持しています:
- 十分な広さの牛舎と休息エリアを提供し、すべての乳牛が同時に横臥できるスペースを確保
- 適切な換気システムによる新鮮な空気の循環と適温の維持
- 滑りにくく、清潔で乾燥した床面の確保
- 季節に応じた適切な日陰と風雨からの保護
- 自然光の取り入れと適切な照明時間の管理
放牧実践
当牧場では、可能な限り乳牛の放牧を実施し、自然な採食行動と運動の機会を提供しています。放牧地は定期的に点検・管理され、有害植物の除去、適切な草の生育、そして安全な囲いの維持を確保しています。
栄養管理
各乳牛の年齢、体重、生理状態、および生産段階に応じた栄養要求を満たすために、獣医師と栄養士の監修のもと、科学的に設計された飼料プログラムを実施しています。すべての乳牛に対して:
- 24時間アクセス可能な新鮮で清潔な水の提供
- 高品質な粗飼料と濃厚飼料のバランスの取れた給餌
- 飼料の品質と安全性の定期的な検査
- 急激な飼料変更を避け、消化器系の健康を維持
健康管理と獣医ケア
予防医療プログラム
DOUOU FARMでは、包括的な予防医療プログラムを実施し、乳牛の健康維持と疾病予防に努めています:
- 定期的な獣医師による健康診断と検査
- 日本の法規制と獣医学的推奨に基づいたワクチン接種スケジュール
- 寄生虫コントロールプログラムの実施
- 蹄の定期的な手入れと検査
- 新規導入牛に対する検疫プロトコルの実施
疾病管理と治療
疾病の早期発見と適切な治療は、当牧場の健康管理の重要な側面です:
- 訓練されたスタッフによる日々の健康観察
- 疾病の兆候が見られた場合の迅速な獣医師への連絡
- 獣医師の指示に基づく適切な治療の実施
- 抗生物質の責任ある使用と薬剤耐性管理
- 詳細な健康記録の維持と分析
痛みの管理と緩和
当牧場では、乳牛の痛みや不快感を最小限に抑えるために、以下の措置を講じています:
- 獣医師の監督下での適切な鎮痛剤の使用
- 必要な処置を行う際の適切な保定技術の使用
- ストレスを最小限に抑える取り扱い方法の採用
倫理的な繁殖方法
繁殖プログラムの原則
DOUOU FARMでは、乳牛の健康と福祉を最優先に考えた倫理的な繁殖プログラムを実施しています:
- 乳牛の身体的成熟と健康状態に基づいた繁殖計画
- 遺伝的多様性の維持と近交係数の管理
- 遺伝的疾患のリスクを最小限に抑える選抜基準
- 自然な繁殖行動と生理的プロセスの尊重
先端繁殖技術の倫理的使用
当牧場では、人工授精や胚移植などの先端繁殖技術を使用する際にも、動物福祉を最優先に考慮しています:
- 訓練された専門家による技術の実施
- ストレスと不快感を最小限に抑える手順の採用
- 適切な衛生管理と感染予防措置の実施
- 技術の使用頻度と強度の適切な管理
出産と新生子牛のケア
出産は乳牛の生活における重要なイベントであり、当牧場では以下の措置を講じています:
- 出産前の適切な準備と監視
- 清潔で快適な分娩環境の提供
- 必要に応じた適切な助産の実施
- 新生子牛への初乳の適切な給与と早期ケア
- 母牛と子牛の絆形成を促進する管理
輸送と取り扱い
日常的な取り扱い
DOUOU FARMでは、乳牛のストレスを最小限に抑え、自然な行動を尊重する取り扱い方法を採用しています:
- 低ストレスの牛群管理技術の使用
- 乳牛の行動学に基づいた適切な取り扱い方法の訓練
- 電気的な追い立て器具の使用禁止
- 定期的な施設点検による怪我のリスク最小化
輸送ガイドライン
乳牛の輸送は、日本の動物輸送に関する法規制と国際的なベストプラクティスに従って行われます:
- 適切な輸送車両と設備の使用
- 輸送前の健康チェックと適性評価
- 適切な積載密度と換気の確保
- 長距離輸送時の休息、給水、給餌の提供
- 極端な気象条件下での輸送の回避
スタッフトレーニングと教育
DOUOU FARMでは、すべてのスタッフが適切な動物福祉の知識と技術を持つことが不可欠であると考えています:
- 新入スタッフへの包括的な動物福祉トレーニングの提供
- 定期的な継続教育と最新の動物福祉研究の共有
- 外部専門家による定期的なワークショップと研修の実施
- 動物の行動観察と健康モニタリングに関する特別トレーニング
すべてのスタッフは、動物福祉ポリシーを理解し、日常業務においてこれを実践することが求められます。また、動物福祉に関する懸念事項を報告するための明確な手順が確立されています。
監査と継続的改善
DOUOU FARMでは、動物福祉の実践を定期的に評価し、継続的な改善を図るために以下の取り組みを行っています:
- 内部監査プログラムによる定期的な福祉評価
- 客観的な福祉指標(健康状態、行動パターン、生産性など)のモニタリング
- 最新の科学的研究と業界のベストプラクティスの継続的な検討と採用
- 動物福祉に関する新たな法規制や基準への適応
監査結果と改善計画は文書化され、経営陣によって定期的に検討されます。
お問い合わせ
DOUOU FARMの動物福祉ポリシーや実践についてご質問やご意見がございましたら、以下の連絡先までお問い合わせください:
DOUOU FARM, K.K.
〒069-1181 北海道東丘千歳1971-13
電話: +81 70 8245 6037
メール: admin@douou-farm.com
当牧場では、動物福祉に関するすべての懸念事項を真摯に受け止め、適切に対応いたします。
ポリシーの更新
本動物福祉ポリシーは、法規制の変更、業界基準の進化、および科学的知見の発展に応じて定期的に見直され、更新されます。最新のポリシーは常に当ウェブサイトでご確認いただけます。
最終更新日: 2025年3月21日